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【本】人生好転させたい人へ アウトプットの魅力

アウトプット力を高めたい…!

そんな風に思い、樺沢紫苑さんの『アウトプット大全』を読んでみました。

アウトプットに関する項目が80個紹介されているのですが、そのうち特に印象に残ったところを3つご紹介したいと思います。

インプット:アウトプットの黄金比率

みなさんはどれほどアウトプットしていますか?

そもそもインプットとは「読む」「聞く」
アウトプットとは「話す」「書く」「行動する」

この本によると、大学生や社会人の平均的なインプット・アウトプット比率は7:3だそうです。

しかし、ある大学による実験結果によると、成績優秀者のインプット・アウトプット比率は3:7だったそうです。

ほとんどの人はインプット過剰。

インプットよりもアウトプットを意識するとよい結果が出せそうです。

ポジティブな言葉を使う

自分の会社員時代を振り返ると、定期的に仲間で集まっては、会社の不平不満、愚痴ばかりを話していたように思います。

確かに、愚痴を言った瞬間はすっきりするのですが、現実が変わることはないし、仕事に行くのがますます嫌になった記憶があります。

悪口を言うと、逆にストレスになり、より感情を強める効果があるそうです。

これとは反対に、ポジティブな言葉を使うだけで、成功し幸せになることがポジティブ心理学の研究で証明されているそうです。

うまくいっているチームはポジティブな言葉:ネガティブな言葉が3:1、すごくうまくいっているチームは6:1、うまくいっている夫婦は5:1という研究結果もあるそうです。

せっかくアウトプットするならポジティブな言葉を使って、効果を引き出したいですね。

効率よく学びたいなら手書き

大学生を対象にした研究結果によると、タイピングで学習したチームよりも、手書きで学習したチームのほうが、より良い成績を出し、より物事を長時間記憶し、新しいアイデアを多く出したそうです。

これは自分にも思い当たる節があります。

忘れないようにと、思いついたアイデアや気付きをスマホのメモに書いておくことがあるのですが、書いたこと自体忘れてしまうし、あとになって見返してみても自分の記憶に残っていることがほとんどないなと思うのです。

一方で、今年に入ってからは、毎日のよかったこと3つを手帳に書くという3  good thingsを始めたのですが、よかったことが視覚的に蓄積されいくこともあってか、幸せな感情とともに記憶に残っていく感覚があります。

また、3 good thingsの他にもその日に気付いたことを欄外に書き留めているのですが、スマホのメモにとっていたときよりも遥かに記憶に残り、自分のものになっていく感覚があります。

他にも、学生時代を振り返ると、今ほどデジタル機器が発達していなかったこともあり、アナログにノートを取ったり手書きで学習していたりしましたが、やっぱり記憶によく残ったし、成績に直結していたと感じます。

まとめ

この本で特に印象に残ったところは以下の3つ。

・インプットとアウトプットの黄金比率は3:7
・ポジティブな言葉を使うと幸せになる
・効率良く学ぶなら手書き

みなさんにも何かしらアウトプットのヒントになったらうれしいです!